第10回日本心血管協会(JCVA)学術集会

会長挨拶

第10回JCVA学術集会 会長
名古屋大学大学院 医学系研究科 循環器内科学 教授
室原 豊明

第10回日本心血管協会学術集会開催にあたって

2024年7月吉日

 皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
このたび、第10回 日本心血管協会学術集会(Japan Cardiovascular Association, JCVA)を、2025年6月28日(土)・29日(日)の2日間にわたり、名古屋大学医学部キャンパスにて開催させていただくことになりました。

 国際心血管薬物療法学会 (International Society of Cardiovascular Pharmacotherapy, ISCP) が、1989年に京都でCardiovascular Pharmacotherapy International Symposium (CPIS)を開催いたしました(CPIS 会長:故 河合忠一先生 京都大学教授)。これを機に国際学会として発足し、2012年より各国の支部会による活動がスタートし、日本におきましてはNPO法人国際心血管薬物療法学会日本部会(J-ISCP)が立ち上がりました。J-ISCPは、2018年 ISCP本会を国立病院機構 京都医療センターの長谷川 浩二先生が協会長を担うなど順調な発展をとげ、2019年より認定NPO法人 日本心血管協会(JCVA)と名称を新たにし、全国各地で市民公開講座を開催するなど、精力的に心臓血管病予防の啓発活動に取り組んでおります。

 今回の学術集会のテーマは、「循環器領域の新規薬物療法を探索する」といたしました。近年循環器病治療においては、新規薬物の登場が次々と革命的な成果をもたらしています。長らく進展が難しかった、心臓血管関連分野において、SGLT2阻害薬などの治療薬が次々と導入され、さらに、siRNAや抗体医薬などの新規作用機序の薬剤も登場しております。これらの最新治療薬が臨床にどのような影響を与えているか、そして今後に続く新薬の研究はどのような状況にあるか、などについて深掘りしたいと思います。ぜひとも第10回 日本心血管協会学術集会 名古屋 にご参加いただき、皆様の研究と臨床の発展に役立てていただけますと幸いです。
 第1回から第9回まで、歴代会長のご尽力により、素晴らしい学術集会が開催されてきました。節目となる今回第10回はこれをさらに発展させるべく、魅力的なプログラムを準備しております。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。