第11回日本心血管協会学術集会開催にあたって
2025年9月吉日
このたび、第11回 日本心血管協会学術集会(Japan Cardiovascular Association, JCVA)を、2026年6月20日(土)・21日(日)の2日間にわたり、北里大学白金キャンパスにて開催させていただくことになりました。
日本心血管協会(JCVA)は、心臓血管病予防に向けて精力的な啓発活動を行っており、日本各地での市民公開講座をはじめとした集会を主催しています。啓発活動のみならず、国際的にも多くの交流を維持して積極的な活動を行っている組織です。学術集会は、多くの基礎医学の発表から臨床試験の総括まで、その内容が非常に多岐にわたっています。学術性の高さと、親しみやすさが共存している小粒ながら密度の濃い学会となっています。
さて、今回の学術集会では「基礎から臨床、そしてその先へ」というテーマのもと、心臓血管領域における研究を総括し、さらに俯瞰することができればと考えております。心血管病治療は、基礎から臨床までという言葉を実感できる領域の一つではないかと考えます。例えば、肥大型心筋症や脂質低下療法などにおいては、その病因の基礎研究から創薬まで到達することになった心血管系の治療法がいくつも出てきています。SGLT2阻害剤のように臨床データから基礎医学に戻るような動きも、心血管治療を紐解くうえで重要な流れだと考えています。
学会においては、心血管治療における様々な側面を皆様と議論できればと考えております。
第1回から第10回まで、歴代の会長のご尽力で素晴らしい学術集会が開催されてきました。11回目となるこの学術集会では、10年を超えて成熟してきたこの学会の流れを踏襲し、さらに今後の心血管治療研究の方向を考えさせてくれるような学会を持てればと考えております。学会場で皆様とお会いできることを楽しみにしております。













